【4/1から！JACが特定技能サポートを展開】

こんにちは。西新宿の行政書士、田中良秋です。

建設分野特定技能の加入団体である
JAC（建設技能人材機構）は、
2023年4月1日より
特定技能外国人の受け入れにおける
さまざまなサポートを展開する
ことを公表しました。

いずれも、
特定技能外国人のスキルアップと
働きやすい職場作りに生かせるものばかりです。
※JAC：特定技能の受入サポートサービス




【コスト補助も！JACのサポート内容】

現在展開されているサポートサービスは
次の5つです。

①外国人の一時帰国サポート
特定技能外国人から
家族に会いたい
リフレッシュのために帰省したい
冠婚葬祭に出席したい
などのさまざまな理由で
一時帰国の申し出があった場合、
受け入れている企業は
やむを得ない事情がある場合以外、
有給休暇取得のうえ一時帰国できるように
配慮しなければなりません。

特定技能外国人が
スムーズに帰国できるように
その一時帰国にかかる費用をサポート
してくれるものです。
※具体的なサポート金額や
　正式な申込フローは、
　JACより後日公開予定です。



②CCUS手数料サポート

特定技能外国人の受け入れには
特定技能受入計画を策定し
認定を受けなければなりませんが、
その認定要件のひとつとして、
企業さまと１号特定技能外国人は
建設キャリアアップシステム（CCUS）
に登録しなければなりません。
※建設業特定技能の手続きについては
　以前のコラムでもご紹介しています。
　⇒こちら
※建設キャリアアップシステムについては
　以前のコラムでもご紹介しています。
　⇒こちら

CCUSに登録すると、
登録におけるイニシャルコストや
利用に必要なランニングコスト
がかかりますが、
JACは、
事業者の管理者ID利用料や
特定技能外国人の能力評価手数料
をサポートします。



③日本語講座受講サポート
特定技能外国人が
日常生活や職場、現場で
スムーズに日本語のコミュニケーションが取れるように
「やさしい日本語講座」がもうけられています。
用意されているが、これが無料で受講できます。
初級・準中級・中級・上級の4つのコース
を、外国人のレベルに合わせて選択可能です。
※JAC：やさしい日本語講座

④教育訓練サポート
特定技能外国人の雇用企業に対して、
外国人が身につけるべき
基本スキルの教育をサポートします。

サポートメニューとしては
雇用前における基本スキル教育（無料）
雇用後におけるスキルアップ教育（一部補助）
が用意されています。

＜JAC：特別教育・技能講習サポートフロー＞

⑤受け入れ後講習サポート
建設業における就労サポートの一環として、
FITS（国際建設技能振興機構）主催の
受入後講習が実施されています。
特定技能外国人は、原則6か月以内に
この講習の受講が義務付けられていますが、
2022年3月以降に実施される講習の
受講料（15,400円/人）を
全額サポートします。
※すでに支払い済みの参加費も
　返金対応OKです。




【ますます充実の特定技能】

特定技能外国人は現在、
建設業界をはじめ、
さまざまな業界で活躍しています。
近年では、
コンビニをはじめとした
新業界追加の検討や
創設以降、
特定技能2号や就労VISAへのレベルアップ
へも大きな期待が寄せられるなど、
今後も広い展望がうかがえます。
今回のJACのサポートの取り組みを機に、
ますます充実した制度となっていくに
違いありません。

建設業界で
特定技能外国人の雇用を検討中、
またはすでに受け入れていらっしゃる
事業者の皆さまは、
是非こうした制度を活用されてください。

WINDS行政書士事務所は、
特定技能制度に関する最新情報を発信、
VISAにおけるサポートをとおして
企業さまの事業向上と
外国人の有意義な在留生活に
貢献させていただきます。
どうぞお気軽にご相談ください。