【映画制作向け①】JLOX補助金映画制作サポート
2023.09.20[事業支援]
※ライブエンタメサポート
(一般枠、ビジネスモデル枠)
については、こちらのコラムでご紹介しています。
⇒【2023年エンタメ補助金】JLOX補助金
⇒【大規模エンタメをサポート】JLOX補助金ビジネスモデル枠PART1
※映画ロケ誘致サポートプログラムについては、
こちらのコラムでご紹介しています。
※JLOX補助金ブランデッドコンテンツサポートについては
こちらのコラムでご紹介しています。
※映像コンテンツシステムサポートについては、
こちらのコラムでご紹介しています。
【解禁!映画制作サポートプログラム】
こんにちは。西新宿の行政書士、田中良秋です。
今年春から展開されてきたエンタメ補助金、
JLOX補助金。
一般枠とビジネスモデル枠までは、
ライブエンタメを中心としたサポート
が展開されていましたが、
いよいよ映画制作におけるサポートプログラム
の情報がこの度解禁されました。
JLOX補助金における
映画制作サポートプログラムは
①国内制作会社による映画制作
②海外制作会社による国内ロケ誘致
に分かれますが、
このコラムでは、
①国内制作会社による映画制作
について解説したいと思います。
【映画制作プログラムのグランドルール】
1⃣制度目的
映画制作サポートプログラムは、
映像産業における海外需要獲得
を目指す事業者の
映像作品の国際競争力強化に向けて
海外展開を念頭にした
高戦略、ハイクオリティなな映像作品
の制作取り組みをサポートすることで、
映像制作事業の国際競争力強化
に向けた取り組み促進を目的としています。
<公募要項:制度目的イメージ>
2⃣補助対象事業
映画制作サポートプログラムは、
映画制作フェーズ別に、
ふたつの事業メニューが用意されています。
3⃣申請対象者
映画制作サポートプログラム
に申請できるのは、
以下の条件を満たす国内設立法人となります。
4⃣対象コンテンツと事業
映画制作サポートプログラムの
対象・対象外コンテンツは、次のとおりです。
さらに、事業メニューに応じて
次の各要件を満たす必要があります。
※プリプロダクションメニューの申請
においては、収入要件は不要
=収支計画書へ収入の記載は不要です。
5⃣補助金額と補助率
映画制作サポートプログラムの
補助率は対象経費の50%となります。
MAX補助金額は
事業メニューや申請件数によって
異なります。
6⃣補助対象経費
映画制作サポートプログラムの
補助対象経費は、次のとおりとなります。
基本的には、
事業者自身が支出し
交付決定日以降に発生するものが対象経費
=概算払い制度がない
となり、
経費によっては
補助対象金額に制限がかかることがある
また、
社内人件費は
健保等級単価によって事業従業者ごとに計算
し、それぞれの業務日誌を整備する
ことに注意したいところです。
⇒当事務所までご相談ください。
<公募要項:プリプロダクション補助対象経費>
<公募要項:(ポスト)プロダクション補助対象経費>
<公募要項:補助対象外経費>
※通訳にかかる人件費も補助対象外となります。
7⃣対象事業期間
映画制作サポートプログラムの対象事業は
採択決定日から2024年1月31日まで
におこなうものです。
6⃣で説明しましたとおり
このサポートプログラムには概算払いがない
ため、経費の発生が早まらないよう、
綿密に収支計画を立てていく
必要があるでしょう。
※審査結果は、
申請募集回に合わせて異なります。
【映画制作サポートの申請フロー】
映画制作サポートプログラムの申請は
オンライン申請でおこないます。
申請件数は、各要件を満たす前提であれば、
制限はありません。
申請システムは、jGrantsが採用されます。
※jGrants申請においては、
事前にgBizIDプライムアカウントの取得
が必要です。
申請時には、
事前に事業者登録をおこないます。
申請受付期間は2回となり、
初回公募は本日9月20日よりスタート
します。
※2024年3月末以降、追加公募開始予定です。
⇒当事務所までご相談ください。
<公募要項:補助金スケジュール>
無事に採択された申請事業は、
2024年1月31日までに、
成果物や会計書類とともに
実績報告をあげなければなりません。
実績報告された事業は
外部審査委員会による確定検査を経て、
最終的な補助金額が確定します。
※確定検査を終えた補助金は
遅くとも2024年3月29日までに
指定口座に入金されます。
<公募要項:JLOX補助金のながれ>
<公募要項:求められる成果物>
【採択へつながるポイントは?】
映画制作サポートプログラムの審査は、
コンテンツ力
事業内容
費用の合理性
の3つが審査基準となり、
申請事業が総合的に審査されます。
映像作品としてのクオリティ
中長期的な事業戦略の見通し
グローバル視点での企画力
が事業計画書や収支計画
でアピールできるか
が採択をにぎるカギとなりそうです。
また事業メニューによって設定されている
加点項目も最大限活用したいところです。
<公募要項:審査基準別審査ポイント>
【映画制作の大型補助のチャンス!】
いよいよベールを脱いだ、
JLOX補助金の映画制作サポートプログラム。
申請や補助金を受け取るまでの
対応スケジュールは
非常にタイトとなりますが、
今年度の映画制作補助金制度は
これがラストチャンスとなります。
関係各社さまは是非、ご活用ください。
WINDS行政書士事務所は、
JLOX補助金のすべての申請枠において
申請や実績報告のサポートを承っております。
この機会に、
採択実績の豊富な専門家をご活用ください。