【コミュニティ動画向け】JLOX補助金地域ブランディング映像制作サポート
2023.09.21[事業支援]
※ライブエンタメサポート
(一般枠、ビジネスモデル枠)
については、こちらのコラムでご紹介しています。
⇒【2023年エンタメ補助金】JLOX補助金
⇒【大規模エンタメをサポート】JLOX補助金ビジネスモデル枠PART1
※JLOX補助金映画制作サポートについては
こちらのコラムでご紹介しています。
⇒【映画制作向け①】JLOX補助金映画制作サポート
⇒【映画制作向け②】JLOX補助金映画ロケ誘致サポート
※映像コンテンツシステムサポートについては、
こちらのコラムでご紹介しています。
【ブランデッドムービーコンテンツの補助枠】
こんにちは。西新宿の行政書士、田中良秋です。
今年春から展開されてきたエンタメ補助金、
JLOX補助金。
ライブエンタメとは別枠で、
映画制作におけるサポートプログラム
の情報が続々解禁されていますが、
それらとは別に、
地方創生につながる映像においても
サポートプログラムが用意されています。
それが、
ブランデッドコンテンツ
(地域ブランディング等を行うための映像)
の制作・発信
サポートプログラムです。
本コラムはこの申請枠について解説します。
【ブランデッドコンテンツプログラムのグランドルール】
1⃣制度目的
ブランデッドコンテンツサポートプログラムは、
地域ブランディングなどをおこなうため
ブランデッドコンテンツを活用して
地方創生に資する映像制作を通じて
国内外を問わない地域需要の創出
を目的としています。
ここで定義されている
ブランデッドコンテンツとは、
ユーザーやクライアントとの信頼関係
を構築するうえで、
商品、作品の特徴やコンセプト
法人や団体の想いや信頼性
を伝えたりすることで
商材やブランドを広めたり、
企業イメージを高め、信用を獲得する
ようなコンテンツです。
この補助枠に代表されるコンテンツとしては、
ブランデッドムービー
が挙げられます。
ブランデッドムービーは現在、
さまざまな企業や自治体が
CMや映像作品として採用していますので、
同様のコンテンツを目にする皆さまも
多いのではないでしょうか。
※大塚製薬ポカリスエットWEBムービー「声の出番だ」
※松井酒造CM「ピュアモルトウイスキー倉吉」
※経済産業省紹介動画「水産物の安全・安心のために知ってほしいALPS処理水のこと」
<公募要項:制度目的イメージ>
2⃣対象コンテンツと補助要件
ブランデッドコンテンツサポートプログラムの
対象・対象外コンテンツは、
次のとおりとなります。
映画制作フェーズ別に、
ふたつの事業メニューが用意されています。
また、申請事業は
次の要件を満たすことが認められます。
3⃣申請対象者
ブランデッドコンテンツサポートプログラム
に申請できるのは、
以下の条件を満たす法人・団体となります。
4⃣補助金額と補助率
ブランデッドコンテンツサポートプログラムの
補助率は対象経費の50%
MAX補助金額は1社につき500万円
です。
5⃣補助対象経費
映画制作サポートプログラムの
補助対象経費は、次のとおりとなります。
基本的には、
事業者自身が支出し
交付決定日以降に発生するものが対象経費
=概算払い制度がない
となり、
経費によっては
補助対象金額に制限がかかることがある
ことに注意したいところです。
⇒当事務所までご相談ください。
<公募要項:補助対象経費>
<公募要項:補助対象外経費>
6⃣対象事業期間
ブランデッドコンテンツサポートプログラム
の対象事業は
採択決定日から2024年1月31日まで
におこなうものです。
6⃣で説明しましたとおり
このサポートプログラムには概算払いがない
ため、経費の発生が早まらないよう、
綿密に収支計画を立てていく
必要があるでしょう。
※審査結果は、
申請募集回に合わせて異なります。
【ブランデッドコンテンツプログラムの申請フロー】
ブランデッドコンテンツサポートプログラム
の申請は
事務局で用意された応募フォームにて
オンライン申請します。
申請システムは、jGrantsが採用されます。
※jGrants申請においては、
事前にgBizIDプライムアカウントの取得
が必要です。
申請時には、
事前に事業者登録をおこないます。
申請受付期間は3回となり、
初回公募は9月15日よりスタート
しています。
<公募要項:補助金スケジュール>
無事に採択された申請事業は、
2024年1月31日までに、
成果物や会計書類とともに
実績報告をあげなければなりません。
実績報告された事業は
外部審査委員会による確定検査を経て、
最終的な補助金額が確定します。
※確定検査を終えた補助金は
遅くとも2024年3月29日までに
指定口座に入金されます。
<公募要項:JLOX補助金のながれ>
【ブランデッドコンテンツとしての評価ポイント】
ブランデッドコンテンツサポートプログラムの
採択を得るためには、
映像のストーリー性
地域創生
のふたつがカギを握ると言えるでしょう。
JLOX補助金の定義する
「ストーリー性のある映像」とは、
事業者の姿勢や理念に基づいた
エンターテインメント性のある
ブランディング映像で、
視聴者の興味をかき立て
コンテンツとしての共感を呼び起こすもの
とされています。
また、
単に企業や団体がそうした映像を制作する
だけではなく、
地域コミュニティを巻き込んで制作し
地域全体の魅力を発信・向上
させることにつなげる
ことで、あくまで
地域創生を目的としていること
をアピールすることが大切です。
<公募要項:サポートイメージ>
【ブランデッドコンテンツの補助を受けましょう!】
JLOX補助金で別申請枠として新設された、
ブランデッドコンテンツサポートプログラム。
これまでの映像制作において
珍しいサポートとなっていますので、
要件にフィットする取り組みを計画されている
事業者さまは、この機会に
本コラムを通してグランドルールのチェックのうえ
ご活用ください。
補助金の申請においては、
必要書類や十分なアピールができる資料
の用意が、極めて重要であり、
時間や労力もかかります。
JLOX補助金のすべての申請枠において
制度ルールや採択ポイントを熟知している
WINDS行政書士事務所に、
申請や実績報告においての
ご相談、ご依頼をお待ちしています。