【エンタメスタートアップに!】ARTS COUNCIL助成金(スタートアップ助成プログラム)
2024.05.01[事業支援]
ARTS COUNCILのほかの助成プログラムについては
こちらのコラムでご紹介しています。
⇒東京芸術文化創造発信助成プログラム
⇒芸術文化社会支援助成プログラム
⇒伝統芸能体験活動助成プログラム
⇒地域芸術文化活動応援助成プログラム
⇒芸能文化魅力創出助成プログラム
⇒東京ライブ・ステージ応援助成プログラム
⇒ライフウィズアート助成プログラム
【エンタメのスタートアップをバックアップ!】
こんにちは。西新宿の行政書士、田中良秋です。
幅広いエンターテイメント活動や取り組みを
通年サポート展開している、
ARTS COUNCIL(アーツカウンシル)助成金。
今年も、
各助成プログラムのグランドルールが
続々展開、申請受付スタートしています。
エンターテイメントにおいても、
必ずビジネスとしてのスタートがあり、
さまざまな企画を具現化するためには
なにかと資金が必要なものです。
そこで今回ご紹介したいのが、
ARTS COUNCILの次なる助成枠、
スタートアップ助成プログラム
です。
エンターテイメントのスタートアップを
サポートするこの助成枠は、
ほかの助成枠と違い、補助率100%となります。
本コラムでは、
アーツカウンシル東京が展開する
この助成枠について、
最新グランドルールをもとに、ご紹介します。
※東京都外の地方を対象事業とした
ARTS COUNCIL助成プログラムもございます。
⇒当事務所までご相談ください。
【スタートアップ助成プログラムとは】
アーツカウンシル東京が展開する
スタートアップ助成プログラムとは、
若い才能による
今後の芸術活動への地盤や基礎を築く
スタートアップのバックアップ
を目的として、
東京の芸術シーンで活動展開
していこうとする
新進芸術家や芸術団体
などが
新たにチャレンジする芸術創造活動
などにかかる経費をサポート
するものです。
この東京で、
これからのエンターテイメントを担う皆さまが
自由な発想と企画をもって
たくさんの方々にエンターテイメントを
楽しんで頂く一助となる、
そんな助成枠となっています。
【スタートアップ助成プログラムのグランドルール】
スタートアップ助成プログラムは、
設立や発足間もないエンタメ事業主によって
都内や海外で開催される芸術創造活動
をサポートするものです。
この助成プログラムは、
短期=1年の事業がターゲットとなります。
今年は申請できるチャンスが2回
ございます。
<助成対象事業>
都内・海外開催&一般公開をともなう
芸術創造活動で、
次の要件が求められます。
対象イベントは、
都内や海外で開催され、
公演、展示、アートプロジェクト
国際フェスティバルへの参加
国際コラボレーション
など幅広く、
若い才能が大輪の花を咲かせる、
そんな瞬間を
強力にバックアップしてくれるものです。
また、
助成対象事業の実施期間が定められています。
対象実施期間から外れる取り組みや
発生経費は助成対象外
となることに注意しましょう。
申請事業の実施期間は、
採択される公募時期によって異なります。
<助成対象ジャンル>
次の6ジャンルがラインナップされています。
<助成対象者>
スタートアップ助成プログラムは
東京を拠点にする個人
都内に本社や拠点がある新進団体
をの両方を、助成対象としています。
団体は法人格があるかどうかを問われません。
このプログラムで定義される
個人と団体はそれぞれ、
次の要件をクリアすることが必要です。
※主催する個人・団体は、
申請事業における広報活動の際
主催者としてのクレジットが求められます。
<助成金額、助成率>
採択決定した事業者は、
個人はMAX30万円
法人はMAX100万円
の助成を定額で受けられます。
定額助成ですので、
助成率なし=100%経費をサポート
してもらえるという、
ARTS COUNCILのなかでも
非常に手厚い助成枠となっています。
<助成対象経費>
次の経費が助成対象となります。
<申請>
専用システムでのオンライン申請
となります。
個人用と法人・団体用
にシステムが分かれていますので、
注意しましょう。
申請可能件数は1件のみ
となります。
いかなる理由であっても
郵送や持ち込み申請は認められない
ですので、注意しましょう。
※仮に不採択となった場合、
申請件数にはカウントされませんので、
再申請いただけます。
また
今年の公募は2回となっており、
初回公募は、
明日5月2日より申請受付スタート
5月23日が申請締め切りとなります。
※第2回公募の申請受付は
9月上旬頃の予定です。
【スタートアップ助成プログラムの審査】
申請事業は
外部有識者の意見をふまえて
選考、審査されます。
<公募ガイドライン:審査プロセスフロー>
スタートアップ助成プログラム
においての採択につながる審査ポイントとしては、
独自性・チャレンジ性
具体性・明確性
実現性
といった要素が
申請事業に総合的に備わっている
ことが望ましいです。
エンタメのスタートアップに欠かせない
斬新で目を引く企画・コンセプト
具体的な事業内容
適正な収支、実施計画
を効果的にアピールできる事業が
採択につながると考えます。
※上記一覧にチェックがない要素であっても
なくてもOKというわけではなく、
個々に審査、評価されます。
また、
十分な収入が見込まれ
サポートの必要がない事業は助成対象外
という審査方針となっていますので、
この点を踏まえた収支計画を立てることが
重要です。
【初回申請受付目前!ご活用ください】
スタートアップ助成プログラムは、
東京のエンタメシーンで活動展開を控えている
若手クリエイターさまや芸術団体さまが
チャレンジする、新たなエンタメ活動
を、定額でサポートするものです。
スタートアップの補助金・助成金は
さまざまな業界や分野で展開されていますが、
エンタメのスタートアップに特化した
サポート制度は非常に稀少ですので
ご活用いただける価値があると考えます。
公募は2回チャンスがあり、
初回申請は
いよいよ明日から受付スタートとなります。
公募回によって
事業の実施期間が異なりますので、
事業者さまがご構想中の
イベントスケジュールに合わせて
活用をご検討ください。
WINDS行政書士事務所は
ARTS COUNCIL助成金をはじめ、
エンタメや芸術文化活動を支える
各助成金、補助金申請において
サポートを承っております。
どうぞお気軽にご相談ください。