【日常にアートを!】ARTS COUNCIL助成金(ライフウィズアート助成プログラム)
2024.06.05[事業支援]
ARTS COUNCILのほかの助成プログラムについては
こちらのコラムでご紹介しています。
⇒東京芸術文化創造発信助成プログラム
⇒芸術文化社会支援助成プログラム
⇒伝統芸能体験活動助成プログラム
⇒地域芸術文化活動応援助成プログラム
⇒芸能文化魅力創出助成プログラム
⇒東京ライブ・ステージ応援助成プログラム
⇒スタートアップ助成プログラム
【都民のアート振興に特化したサポート!】
こんにちは。西新宿の行政書士、田中良秋です。
日常生活においても目に留まり、
小さな気付きから大きな感動まで与えてくれる
アートの世界。
通年サポート展開している、
ARTS COUNCIL(アーツカウンシル)助成金
は、今年もそんなアートが
生活に根付くことにつながる取り組みを
サポートします。
その名も、
ライフウィズアート助成プログラム
です。
2024年ARTS COUNCIL
ラストの公開にして、
アートに特化、そして最高のサポート額
を誇るこの助成枠の最新グランドルールを、
本コラムで解説します。
※東京都外の地方を対象事業とした
ARTS COUNCIL助成プログラムもございます。
⇒当事務所までご相談ください。
【ライフウィズアート助成プログラムとは】
アーツカウンシル東京が展開する
ライフウィズアート助成プログラムとは、
都民の日常生活の中に
アート作品を根付かせ
アーティストの活動領域を広げること
を目的に、
芸術文化に携わる人材を増やし
好循環を生み出すこと
を目指す都内芸術団体
などが
それら目的達成基盤整備を進める
整備基盤につながる事業
などにかかる経費をサポート
するものです。
私たちが
芸術文化を楽しむにあたっては、
五感をはたらかせるほかにも
日常生活に溶け込む習慣やサービス
を体験することもあるでしょう。
そういった取り組みを自発的におこない
東京都民が芸術文化に親しむ機会創出活動
をサポートしてくれる、ユニークな助成枠です。
【ライフウィズアート助成プログラムのグランドルール】
ライフウィズアート助成プログラムは、
都民が芸術文化を身近に感じる事業
またアーティストの活動領域を広げる事業
をサポートするものです。
2024年における
この助成プログラムは、
短期=1年の事業がターゲットとなり、
申請チャンスは1回のみ
となっています。
<助成対象事業>
多くの都民が参加でき、
芸術文化を身近に感じたり
生活の中に根付くことに繋がる事業
アーティストの活動領域を広げる
基盤整備に繋がる事業
となります。
古典ではない、現代ヴィジュアルアート
またはアーティストとのふれあいの場
を提供できることが必要となります。
※異なるジャンルとのコラボレーション事業
も、助成対象となります。
また、
助成対象事業の実施期間が定められています。
対象実施期間から外れる取り組みや
発生経費は助成対象外
となることに注意しましょう。
<助成対象者>
ライフウィズアート助成プログラムは
都内に本社や拠点がある芸術団体
が助成対象となります。
団体は法人格があるかどうかを問われず、
実行委員会としての申請もOKです。
このプログラムで定義される団体は
次の要件をクリアすることが必要です。
ARTS COUNCIL助成金は、
東京都が財源となりサポートする制度です。
そのため、
東京都が管理・運営する施設や団体は対象外
となることに、注意しましょう。
※主催する団体は、
申請事業における広報活動の際
主催者としてのクレジットが求められます。
<助成金額、助成率>
採択決定した事業者は、
助成率50%
MAX2,000万円
のサポートを受けられます。
サポート金額としては、
ARTS COUNCILの助成枠でも
屈指の高金額となっていること
にも注目したいところです。
<助成対象経費>
次の経費が助成対象となります。
<申請>
専用システムでのオンライン申請
となります。
申請可能件数は1件のみ
となります。
いかなる理由であっても
郵送や持ち込み申請は認められない
ですので、注意しましょう。
※仮に不採択となった場合、
申請件数にはカウントされませんので、
再申請いただけます。
また
今年の公募は1回のみとなっており、
申請受付はすでに
5月23日より申請受付スタート
6月25日が申請締め切りとなります。
【ライフウィズアート助成プログラムの審査】
申請事業は
外部有識者の意見をふまえて
選考、審査されます。
書類選考を通過した場合、申請者は
プレゼン&審査委員のヒアリング対応
が必要となることに、注意しましょう。
<公募ガイドライン:審査プロセスフロー>
審査結果は、
8月下旬に通知される予定です。
<公募ガイドライン:申請から助成までのながれ>
スタートアップ助成プログラム
の審査ポイントとしては、
企画力
発信力・訴求力
アートへのアクセスのしやすさ
といった要素が
申請事業に総合的に備わっている
ことが望ましいです。
アートが特別でもありながら、
身近に、手軽に見て、触れることができるような、
強い興味を持ってもらえるような、
作品やアーティスト紹介の充実
参加者の楽しみ方、使い方の提案
目や耳を惹くイベント企画
といったものを
効果的にアピールできる事業が
採択につながると考えます。
※上記以外の要素であっても
なくてもOKというわけではなく、
個々に審査、評価されます。
また、
十分な収入が見込まれ
サポートの必要がない事業は助成対象外
という審査方針となっていますので、
この点を踏まえた収支計画を立てることが
重要です。
【今年ワンチャンスの申請!申請準備はお早めに】
私たちがアート文化をより身近に感じられる
芸術活動を強力にサポートする、
ライフウィズアート助成プログラムは、
ARTS COUNCILの中でも
ビジュアルアート、現代アートに特化した
助成枠であり、
そのサポート金額も非常に充実しています。
2024年の公募は1回のみ、
すでに申請受付スタートしていますので、
フィットする事業企画のある芸術団体さまは、
お早めに申請準備を整えたいところです。
WINDS行政書士事務所は
ARTS COUNCIL助成金をはじめ、
アートやエンタメ活動のサポート制度の
活用サポートをさせていただいております。
採択実績多数ある専門家のサポート活用を、
是非ご相談ください。