コラム

【質問にお答えします】グリーンカードDVプログラム<手続き編>

2024.09.18[VISA]


※DVプログラムのグランドルールについては
 
こちらのコラムでご紹介しています。
※Q&A<ルール編>についても
 
こちらのコラムでご紹介しています。





【迷う手続き!応募からグリーンカード取得まで】

こんにちは。西新宿の行政書士、田中良秋です。
アメリカ政府が展開している、
永住権くじ引き制度、DVプログラム
最新抽選会DV-2026の詳細ルールは
例年にならって今月下旬以降公表予定
となっています。

詳細ルールを定める
オフィシャルインストラクションには
要件だけでなく、
必要書類や手続き手順なども
定められますが、
日本人の私たちにとって
複雑、難解なものも多いです。

今回は、
お客さまからお受けしている
お問い合わせやご相談内容をQ&A形式で、
必要書類の準備、手続きの進め方や注意事項
を解説します。
実際の応募、そして当選後の手続き
に備えて、ご参考ください。




【行政書士が回答!DVプログラムQ&A<手続き編>】



<必要書類>
Q1 パスポート期限切れちゃってた。応募できる?
A1 応募時に有効なパスポートがあればベターです。
DV-2024以降、
DVプログラム応募の際には
有効なパスポートのコピーは不要

とされていますので、
有効なパスポートなしでの応募も大丈夫です。


ただし、
応募システムに入力する
応募者自身の個人データの中には
応募者の英語表記氏名なども含まれます。
スペルなどで迷うこともよくあります。

こうした問題なく入力するためにも、

パスポートはあった方が良いと考えます。
同行家族がいる場合
配偶者や子のものはなくても大丈夫です。


また、
当選後の手続きをスムーズに進めやすい
ですので、
パスポートは常に有効に更新しておく
ことが安全と考えます。
今後ルール変更になる可能性もあり
当事務所も動向を注視しています。
応募年のルール詳細は、
最新のインストラクションを確認しましょう。

Q2 提出する顔写真は写メのものでいい?
A2 アメリカ国務省指定スペック
   を守って提出しましょう。

応募システムには、
応募者の顔写真データをアップロード
しますが、実は、
顔写真データの不備によって
落選する傾向が非常に高い

です。

応募時にアップロードする顔写真は
次の要件が定められています。



最近は顔写真データ作成のアプリケーション
も使いやすいものがありますが、
私としては、
写真専門店などに撮影とデータ作成を依頼
した方が、
各要件を簡単にクリアすることができる
ので、おすすめしています


アメリカ国務省:DV-2025顔写真サンプル


Q3 応募のとき学歴の証明書類って必要?
A3 応募の際は特に必要ありません。
応募時点では
学歴や職務経歴の証明書類は必要ありません。
しかし、
翌年当選後には手続き上必要となります。
学歴に限らず、
証明書類によっては入手に時間がかかる
かもしれませんので、
当選を見据えて
応募翌年の春ごろには
手配準備をされることをおすすめします。

<応募>
Q4 応募はどこでできるの?
A4 メリカ国務省公式サイトで応募します。
DVプログラムは、
アメリカ国務省の公式サイトから
オンラインで応募します。
応募手数料は無料となっています。
こちらのページからエントリーします。

毎年、
DVプログラムの時期前後になると
多くの詐欺サイト
が確認、報告されており、
また、
セキュリティキープの観点から
URLが変更になる場合があります

ので
正しいサイトにアクセスしましょう。

Q5 応募はいつすればいいの?
A5 指定期間内に応募しましょう。
例年のDVプログラムの応募受付期間は、
アメリカ時間で
10月中旬から11月中旬ごろまで

となっています。
9月末にはスケジュール詳細が発表されます
ので、応募受付期間内に応募しましょう。

Q6 ミドルネームはどう入力すればいいの?
A6 ファーストネームと別に入力しましょう。
Last Name=苗字、姓
First Name=下の名前

となりますが、
Middle Nameは、
First Nameの後に表記
されるもの
としてエントリー入力しましょう。
日本出身者で該当される方は比較的少ない
かもしませんが、
多国籍者でミドルネームをお持ちの場合は、
ミドルネームをファーストネームと別々に入力
しましょう。

Q7 出生地はどの情報が合ってるの?
A7 戸籍謄本の情報が確実です。
DVプログラムでエントリー入力する
出生地は、
戸籍謄本の出生地欄に記載されています。

母子手帳に記載されている
出生した病院の情報も有効ではありますが、
最近は母親の里帰り出産も見受けられ
病院の所在地が出生地とは限らない
ことから、
戸籍情報で確認する
のが確実といえます。

Q8 妻と子どもの家族3人で当選したい。
   応募はどうしたらいい?

A8 ご家族まとめての応募が可能です。
アメリカでは家族の保護を重視
していることから、
DVプログラムでは
応募者の当選によって、
家族も一緒に永住権が取得できる仕組み
になっています。
そのため、
ご主人さまがDVプログラムに応募する場合、
同行家族として家族3人でエントリー可能
です。

もうひとつは、
奥さまが個別応募することもできます
ご夫婦が個別に応募すれば
それぞれが配偶者を併記できるため
当選確率が2倍に上がり、
ご夫婦のどちらかが当選すれば、
手続きのうえ、
おふたりだけでなくお子さまも
永住権を取得できる

というメリットもあります。

ちなみに、
同行家族としての子は
21歳未満(=満20歳まで)

であることが条件となりますが、
18歳から21歳未満の子自身も、
単独応募が認められています。


Q9 子どもが外国でホームスティ中。
   親が代理申請OK?

A9 代理申請OKです。

DVプログラムにおける親の代理応募は、
子の同意を条件に可能です。
ただし、
その子がアメリカVISAを保有し
入出国の機会がある場合

当選後、
スムーズにステータス変更できるように
家族間で応募の事実や関連情報を共有
しておくことをおすすめします。

Q10 英語が苦手。応募は日本語でもできる?
A10 応募は英語でおこないます。
DVプログラムはアメリカの制度であり、
海外からの応募に対する
各言語フォロー対応はありません。

そのため、
すべてのエントリー情報は
英語(半角英数字)で応募入力
します。

仮に、ブラウザ設定で
応募サイトを日本語表示にしたとしても
入力自体の条件は変わりません
ので、
注意しましょう。
そのほか、
国名や婚姻ステータスなどは
セレクト方式で入力
質問項目も分かりやすく表示
されているので英文回答不要です。



Q11 自分の名前の英語入力スペル合ってる?
A11 パスポート表記を参考にしましょう。
DVプログラムの応募サイト上
応募者氏名は
苗字と下の名前に分けて入力します。

日本人の場合、ここでよく迷われるのは、
日本語から英語への変換として
 「し」⇒「si」?「shi」?
 「おお」⇒「o」?「oo」?
 「ち」⇒「ti」?「chi」?「ci」?

などではないでしょうか。

この場合、
有効なパスポートを持っている場合は、
その記載されているものと
同じスペルで入力する

ことで、
後々の手続きも
迷うことなくスムーズに進むでしょう。

もし、応募時点で
有効なパスポートがない場合でも
どのスペルにするのかは
応募者本人が自由に決められますが、
今後のことも考えて、やはり
有効なパスポートを用意して
その通りに申告するのが分かりやすい

でしょう。

Q12 応募の次の年明けに引っ越し予定。
   引っ越し前/後どっちの住所で
   エントリーすればいいの?

A12 応募時の住所でOKです。
DVプログラムにおける応募者情報である
住所は、応募時点のものを入力しましょう。

ちなみにこれまでのルールでは、
当選後にアメリカ政府から
書類などの郵送はなく
今後のルールでも変わらない

と思われますので、心配いらないでしょう。

ただし、
当選後の手続きでは、
住所履歴を登録する必要がありますので、
住所情報のミス・虚偽はNG
であることに注意し、
住所履歴を入力しましょう。


Q13  応募でエントリーする家族情報って
   どこまで入力すればいいの?

A13 配偶者&21歳未満の未婚の子
   までの情報です。

DVプログラムエントリー入力における
家族情報
配偶者
21歳未満の未婚の子

までとなります。

これら以外の、
ご両親
兄弟姉妹
21歳以上の子
既婚の子

は、応募入力範囲からは外れ、
当選後も同行家族として永住権発給対象外
となります。

Q14 婚約者の情報はエントリーに必要?
A14 婚前であれば応募入力不要です。
結婚(日本では婚姻届受理)前の場合、
婚約パートナーは配偶者とならない
ことから
応募入力対象外となります。
反対に、
結婚(入籍)後であれば、力が必要です。

ちなみに
応募受付以降に結婚となった場合、
当選後に配偶者として
合わせて永住権取得権があります

ので、
応募のために結婚を急ぐ
といった必要もなく、安心ですね。

Q15 応募したけど情報入力間違えちゃった。
   エントリーやり直せる?

A15   エントリー情報は確定後修正できません。
DVプログラムの応募はひとり1件限り
と決まっており、
登録済みの情報は修正できません。
そのため、
入力ミスがあってもやり直しができない
当落確認が難しい
当選後の手続きができない

などのリスクが高くなります。

絶対に避けたいのは、
同じ応募者が複数応募をすることです。
これをおこなうと、
すべての応募が無効となるほか、
悪質性のある応募と判断されると
当選後の移民VISA手続き
はもちろんのこと

今後の応募も拒否対象

となるおそれもあります。

ミス内容など、ケースバイケースで
当選後の手続きで修正できる場合もあります
ので、冷静に対応しましょう。
当事務所までご相談ください。

Q16 当選するか不安。
   もう1回応募しちゃっていい?

A16 ひとり複数応募は絶対NGです。
A15でお答えしたとおり、
応募者が複数申請すると
すべての応募は無効となってしまいます。

悪質と判断されたものは
次回以降の応募で当選されません
ので
複数応募は必ず避けて、
丁寧にエントリー入力しましょう。

Q17 子どもがアメリカに留学中。
   エントリー項目で
   過去の永住権申請歴を聞かれてる。
   どう回答すればいいの?

A17 「いいえ」の回答でOKです。
DVプログラムの応募は
永住権の申請という段階ではなく
永住権取得手続きをする権利を得るための応募
となります。

そのため、
永住権申請をするまでに至ってないため
過去永住権申請歴は「なし」
と回答して問題ありません。

Q18 F VISAの申請予定。
   大使館のVISA面接で
   「アメリカに住みたい、仕事したい」
   と話したらVISA取れなくなるって本当?

A18 在住意志はVISA審査に影響がおよびます。
留学目的の代表的なVISAに
F VISAが挙げられますが、
このVISAの申請者は、
学業目的での期間限定滞在
という立場から、
将来永住する意志はない

ものとみなされ、
実際大使館との面接の際に
アメリカへの移住や就労の希望
を話してしまうと、
VISA審査に悪影響をおよぼすおそれ

があります。

対するDVプログラムは、
こうした意思要件はなく、
VISAを申請、取得していても
応募OK
です。

そのため、対応としては、
F VISA手続きを予定どおりおこない、
VISAを取得後に
DVプログラムへの応募、当選を経て
ステータス変更する

という計画を立てると良いでしょう。

DVプログラムに応募、当選後のライフプラン
も変わる可能性も十分考慮に入れたうえで、
手続を進めるのをおすすめします。

Q19 親も同行家族として応募できる?
A19 親は同行家族に該当しません。
DVプログラムで応募資格があるのは、
応募希望者とその同行家族となりますが、
この同行家族に親は含まれないため、
残念ながら応募対象外となります。

ただし、
応募希望者と別に
父と母が個別に応募することは可能
ですので、
ご家族で十分検討してみてください。

Q20 夫と離婚協議中であっても
   応募時に夫の情報や証明写真必要?

A20 夫の情報もエントリー必要です。
応募時点で離婚協議や別居中であっても
応募希望者が法的離婚が成立していなければ

配偶者の情報は同行家族として必要です。

配偶者がいるにもかかわらず、
同行家族の情報をエントリーしなかった場合
当選しても無効になることがあります

ので、
あくまで制度上の決まりと認識して
エントリー入力しましょう。

もし、
応募期間中に離婚成立見込みであれば、
離婚有効日や戸籍謄本情報への反映時期
市区町村に問い合わせる

など、事前に有効情報を確認しましょう。

Q21 子どもが12月出生予定。
   同行家族に含まれない?

A21 当選後に同行家族に含まれます。
DVプログラムへ応募後に子が出生した場合、
応募時点ではエントリー対象とはなりませんが、
当選後の手続きでで子の情報を追加
することで、移民VISA申請対象となります。
※応募時点で産まれていた場合は
 その子もエントリー対象です。


Q22 応募直後の情報で1番大事なものは?
A22 コンファメーションナンバーはマストです。
DVプログラムの応募を無事完了し、
その登録情報が受理されると、
Successという
コンファメーションナンバー
(Confirmation Number)が記載された
登録受領証ページ

が表示されますので、確実に保存しましょう。

<SUCCESSぺージ>


コンファメーションナンバー
(Confirmation Number)は

手書きや暗記で確認ミス

となるおそれもありますので、
このページ画面をキャプチャする
などして、確実に情報を保存しましょう。



<当選後>
Q23 無事当選!
   この後はなにをすればいいの?

A23 移民VISAの手続きを進めましょう。
DVプログラムでの抽選応募は、
永住権取得手続きする権利を得るための応募
であり、
当選してもまだグリーンカードを
手に入れたわけではありません。


正式に永住権を得て
グリーンカードを手にするためには、

 当選後に移民VISA申請
 大使館との面接
 移民VISAの取得
 VISA有効期限内に渡米


と手続きを進めることで、
最終的には
渡米先の住所に郵送される形で
グリーンカードを手にできます。

Q24 当選後の手続きさえ終われば
   グリーンカードは取れるんでしょう?

A24 手続きをすべて済ませても
   確実に取得できるとは限りません。

DVプログラムの当選は
グリーンカード取得のネクストステップ
に過ぎず、次は
移民VISA本申請手続きが必要です。

一方、
不備のバッファをもたせて
およそ2倍の100,000人が当選

しますので、この段階ですでに、
初回当選者数の半分は
脱落が決まっています。


ここで
申請の不備や要件不足の発覚
手続きが遅延してしまうと
永住権は取得できない

場合がありますので、
当選を確認次第
できるだけ早く次の手続きに移行

することが大切です。

また、
当選者だけに発行される
ケースナンバー(Case Number)
の数が、
上限ナンバーよりオーバーする場合
も失格となる
ことが判明しています。
※上限ケースナンバーは
 プログラムの開催年ごとに異なり
 統一されているわけではありません。


永住権取得のための提出書類の受理
処理を管轄する
K.Cセンターは、
書類の不備やミスの指摘、訂正の指示
失格となったときの通知
などのフォローはしてくれません

ので、
この点にも
最大の注意を払わなければなりません。

移民VISA申請の記載項目は正確で
応募時の入力データの内容とマッチ

することが大切です。
必要な記載まで省略してしまわない
ように気を付けましょう。

Q25 応募予定の子どもも
   同行家族としてエントリー予定。
   来年で21歳だが大丈夫?

A25 当選後手続きへの影響が懸念されます。
まず、20歳の子は
応募希望者の同行家族としてエントリーOKです。
しかし、
当選後の手続きのとき
移民VISA発給時期に
その子が満21歳となっていた場合、
ケースバイケースで
同行家族としての移民VISAが
発給されないおそれ

があります。
当事務所までご相談下さい。

Q26当選後、申請書類は
 いつまでに提出すればいいの?

A26できるだけ早く提出しましょう。
DVプログラムに抽選結果発表後
移民VISAは発給枠が55,000件
となりますが、実際は
バッファをもたせた倍の当選が発表
されます。
ここから
移民VISAの発給枠まで
絞り込みがかけられます。

具体的には、K.Cセンターにて
申請書類の受付順から発給が最優先
となり、
発給枠に達した時点で締め切られる
ので、
当選通知を受けた時点で
早急に手続きを進めましょう。

Q27 コンファーメーションナンバー
   わからなくなっちゃった。
   確認できる方法ない?

A27当選結果発表前なら照会可能です。
コンファーメーションナンバーは、
当選結果発表日以降であれば、
確認画面で照会可能です。
当選結果発表前は調べることができない
ので、注意しましょう。

Q28 大使館との面接では
   ネイティブレベルの英語力が必要?

A28 コミュニケーションができればOKです。
当選後におこなわれる
大使館との面接は、
基本的に英語で進められ、
コミュニケーションがとれるレベル
の英語力が望ましいです。
決して高い英語力が必須ではなく、
希望すれば
大使館に通訳を付ける依頼も可能
です。
無理をして面接に臨み
虚偽や誤りの情報を伝えることは
VISA審査上よくない
ですので
英語に不安があれば、通訳を依頼しましょう。

Q29 当選現在、アメリカに在住中。
   当選面接は現地で受けられる?

A29 現地面接も可能です。
当選後、アメリカなど海外で在住していても、
手続きのための日本に帰国する必要はなく
基本的に
移民VISA申請や面接対応は可能です。
中長期の在住であれば
すでになんらかのVISAを保有している
と思われますので、その際は、
現地でステータス変更をおこない
移民局(USCIS)を通した手続きを進めましょう。

Q30 移民VISAを無事取得したが
   多忙ですぐ渡米できない。
   アメリカにはいつまでに入国すればいい?

A30 移民VISA有効期限までには入国しましょう。
永住権取得の最終段階として
アメリカの入国が必要ですが、
取得する移民VISAの有効期限まで
渡米するのであれば、問題はありません。
ちなみにこれまでのルールでは、
手続き上、移民VISA有効期限が、
健康診断日から6か月後と設定されており、
最新のDV-2026も同様の運用になる
と考えられます。

この期限までに渡米しないと
入国NG、期間変更も原則できません
ので、
十分注意しましょう。

Q31 当選後どのくらいで
   グリーンカードもらえそう?

A31 当選後から1年半以内が目安です。
DVプログラム当選後には
移民VISA申請や大使館面接
といった手続きを経て
移民VISAの発給を受けてから
渡米して3~6ヶ月以内

グリーンカードを取得
することになります。
申請者の状況にもよりますが、
当選してから1年半以内には
グリーンカードを受け取ることが可能
と考えます。

実際には、
グリーンカードが正式発行前の段階で
アメリカへの入国の際
移民審査官に最終書類を提出
することで
移民審査官から
グリーンカードに変わるスタンプ
をパスポートに捺印
してくれますので、
このスタンプがあれば安心でしょう。

Q32 取得したら永住権はずっと消えないでしょ?
A32 維持手続きをすれば大丈夫です。
永住権は維持することができます。
しかし、
アメリカという国の裁量で付与される権利
という面から、
永住権者としての
納税や居住期間といった義務を果たす

という条件を認識することが大切です。

また、グリーンカード自体には
10年の有効期限が設定
されています。
永住権キープのための義務
として
カードの更新手続き
が発生しますが、
それほど難しいものではありません。


ちなみに、同行家族がいる場合、
その家族の分の永住権も
永住権申請者本人が維持する必要があります。

さらに永住権取得から5年を経過すると
市民権の申請が可能となります。
市民権を取得すれば
両親など
同行家族と認められなかった親族も
永住権申請可能対象者となります

ので、ご参考ください。

Q33 日本を拠点にして
   アメリカを行き来してビジネスしたい。
   
永住権取得したら
   ずっとアメリカにいないとダメなの?

A33 不在期間が多ければ
   永住権ストップのリスクがあります。

アメリカに永住するということは、
アメリカに少しの間だけ滞在する
のではなく、
アメリカに住むことが前提のステータス
となります。

そのため、
アメリカを離れる期間が1年経過する場合
政府は
「この人は永住する意志はない」
と判断し、
永住権の一時停止となってしまい、
それ以上の期間離れる場合は永住権剥奪
のおそれもあります。

まだ記憶に新しい9/11テロ以降、
移民局による在留審査が厳格化していますが、
アメリカへの滞在が年間半年(183日)以上であれば
問題は起こらないことがほとんどです。

ビジネスなどさまざまな事情で
アメリカ出入国の頻度が高かったり
年間半年以上の滞在が難しい場合は、
再入国許可手続きをおこなうと良いでしょう。

Q34 応募後にVISA申請しても大丈夫?
A34 VISA申請OKですが、注意事項もあります。
DVプログラム上、
応募後にVISA申請禁止といった制約はありません。

ただし、VISAの種類によっては
手続きプロセス上
永住しないという意志や誓約
を求められたり
独自のルールで組まれた滞在期間
滞在期間満了後の一定期間自国待機

などがあり、
これらが守られない結果、
後々トラブルに発展する
おそれもありますので、
申請するVISAの特徴をふまえたうえで
計画的に準備していくことが大切です。
当事務所までご相談下さい。




【ルールの理解&適切な手続き⇒確実な永住権取得】

いよいよ来月、
最新抽選会DV-2026がスタート予定の
DVプログラム。
アメリカ永住権が当選で得られる
まさに
応募者のアメリカンドリームを体現する
貴重なライフイベントとなることは
間違いありません。

応募から当選、手続きを経て
グリーンカードを取得するまでには
さまざまな手続きを確実に、効率的に進め、
申請不備やアクシデントにも
万全の備えで対応していきたいところです。

WINDS行政書士事務所は、
直近ルールを分析のうえ、
手続き、渡米後のグリーンカード取得まで
応募者の皆さまが安心できるよう
迅速かつ適切にサポートします。
自力応募においてのカウンセリング
も承っていますので、
是非ご相談ください。