コラム

持続化給付金の申請開始

2020.05.01[事業支援]



【持続化給付金の申請がスタートしました】

こんにちは。西新宿の行政書士、田中良秋です。

4月30日、政府による補正予算がついに成立し、
先日のコラムでご紹介していました、持続化給付金の申請が、
本日5月1日よりスタートしています。

申請サイトも開設されましたこちら
申請サイトには、申請方法のお知らせの動画リンクも貼られています。



【よくあるお問い合わせ】

持続化給付金に関する問い合わせで
当事務所に最も多く寄せられているものをピックアップさせていただきます。
ご参考ください。

◎申請はいつまでにすればいいですか?
 申請期間は、令和2年5月1日0時から令和3年1月15日24時までです。
 売上の減少の割合や、給付を希望される時期をご確認いただいたうえ、
 申請されることをおすすめします。

◎給付対象の法人は制限がありますか?
 資本金10億円以上の大企業を除く中小企業が給付対象者となっています。
 ただし、その範囲であれば、会社以外の法人でも給付申請可能です。
 ※例:医療法人、NPO法人、農業法人など
 
また、令和2年の開業者は対象外となります。

◎オンライン申請はパソコンからでないとできませんか?
 オンライン申請にあたっては、
スマートフォンでも対応可能です。
 
書類のデータ形式は、PDF、JPG、PNGと指定されていますので、
 データの加工には十分ご注意ください。
 
※推奨環境については、申請サイト「よくある質問」に説明があります。
  ご確認ください⇒
こちら
 
◎給付金はどうやってもらえますか?

 審査の結果、給付金の金額が確定し、
「給付通知書」が発送されます。
 
申請後、2週間程度で指定の金融機関の口座に振り込まれますので、
 その予定日と金額を確認してください。


◎給付金はいくらもらえますか?
 給付金額は、所定のルールに基づいて、
 法人は200万円を超えない範囲
 個人事業主は100万円を超えない範囲
 で給付金をうけとることができます。
 ※所定のルールについては、以前のコラムで算出方法をご紹介しております。
  ご参考ください⇒
こちら

◎申請は早くしないと、給付金はもらえませんか?

   今回の給付金制度は、令和2年補正予算の成立に基づいてできています。
 その予算額は、2兆3,176億円と、
 十分な余裕をもって確保されているそうです。

◎提出書類「確定申告書第一表の控え」に収受印が押されていません。
 どうしたらいいですか?

 <法人の方>
 ・E-TAXで確定申告をされた場合
    ⇒確定申告データの「受信通知」を提示することで、
   収受されたことを証明できます。
 ・や持ち込みで確定申告をされた場合
  ⇒税理士による押印、署名がされている
   月別事業収入の証明書類を提出すれば、問題ございません。
 (様式は自由です)
 <個人事業主の方>
 ・E-TAXで確定申告をされた場合
  ⇒確定申告データの「受信通知」を提示することで、
   収受されたことを証明できます。
 ・郵送や持ち込みで確定申告をされた場合
  ⇒納税証明書を提出すれば、問題ございません。
   ※その他方法として、税務署で、
    一度提出した書類の確認印をいただくこともできます
    (提出書類1枚につき300円かかります)


◎個人事業主ですが、提出書類「売上台帳」や「帳面」は手書きのものしかありません
 手書きの書類でも申請書類として認めていただけますので大丈夫です。
 申請用として、あらためて帳票の整備をご希望の場合は、
 当事務所でもサポートいたしますので、ご相談ください。

 ※その他お問い合わせについては、
  中小企業庁 金融・給付金相談窓口のホットラインが開設されています。
  TEL:03-3501-1544
  受付時間:平日と休日 9時から17時まで


【持続化給付金の申請はお早めに】


今回の持続化給付金は、
対面や郵送ではなく、オンラインの申請が前提となっています。

インターネットでの申請に慣れていない
これまではペーパーレスで対応をされてきた


という皆さまは、
申請できる環境への準備、経理状況が確認できる仕組み作りが、
必要となります。

また政府からは、
申請期限には余裕があるとの発表はされていますが、
給付金にあてられる補整予算、申請件数を考えると、
早めに申請をされることをおすすめします。

今回の持続化給付金をはじめ、
助成金や補助金、融資についてのお問い合わせも、
当事務所でお受けしております。
これから申請をご検討の企業や事業主の皆さまは、
是非ご相談ください。